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白い箱の謎

ずうっと前から疑問に思っていることがある。

あの箱。

あの白い箱の中には、何が入っているのだろう。

いつか知りたいと思いつつ、解き明かせぬままこの年齢になってしまった。


何かって?


これ。 この箱。

隠し撮りしたので変な写真になってしまったことをお許し願いたい。

IMG_3241.jpg


お巡りさんが乗っている自転車の、後ろについている箱である。

見ればちゃんと鍵などついていて、結構頑丈そうな感じ。

以前、駐車禁止を取られたとき、お巡りさんがあの箱の中からささっと違反切符を取り出して、箱を台にして手際よく切符を切って下さった。ありがたい。いや、ちっともありがたくない。


いつ駐車違反を見つけてもいいように、違反切符が納められているのか。
事故を処理するときに使う、光る三角板が格納されているのか。
雨が降ってきたときのためにビニールコートが入っているとか。
いや、警察官と自衛隊員は傘をささないときいたけど。コートはいいのか。
それとも、なにか国家機密に関するような、重要なものが入っているのか。
一般国民が目にしたらいけないような、それを知ったら逮捕されるような、何かわからないけどすごいものが。



思い切ってお巡りさんに聞いてみようか。
でもお巡りさんに突然声をかけるのは大変勇気がいることだ。


こうなったらもう、駅前の交番(写真のね)の横にとめてある自転車におどりかかって箱を開け、中身を確かめるしかない、とまで思いつめる。
でも突然自転車におどりかかったら、必ずや何かの罪に問われる。何の罪かはわからないけど、絶対何かの罪になる。交番にはお巡りさんがいるのだから、即刻タイホってやつだろう。

あるいは、おどりかかって箱を開けたらバクハツするとか。

「ははは、警察官以外の人間がその箱を開けるとバクハツするようになっているんだよ」

と、警察官高笑い。


……などなど、頭の中の妄想が大爆発し、思いは千々に乱れるばかり。





で、思い切って、唯一と言っていい警察関係の知り合いに、(何気ないふりを装って)聞いてみた。


「お巡りさんの乗ってる自転車についてる、白い箱ってあるじゃないですか~」


もしかしたら国家機密に触れてしまうような質問であるからには、出来る限り「あ、ちょっと話題に困ったから聞いてみただけ~」的な空気をかもし出さねばならない。


「あれって、中に何が入ってるんですかぁ?」

何気ないふりイコール馬鹿のふり。
馬鹿が何言ってんだか、と思わせねばこの場面を突破することはできない。

果たして。

「あ~、その時々によって違うかなぁ~」

という、見事にはぐらかしたお答え。


……答えたくないんだね?


質問打ち切り。


唐突な私の質問をかわしたX氏、私の姿が消えるのをみはからってスマホを取り出し、

「あ、〇〇県警のXです。あの箱の中身に興味を示す人物を発見しましたのでお知らせします。名前は~」

「よくやってくれた。すぐに対処させよう」

なぁんて会話を交わし、私の身柄は帰宅と同時に確保されるのでした。とかさ。



ま、今のところ、X氏の温情もあってか、私はタイホされずにすんでいる。



ところが先日、コンビニから出てきたお巡りさんが、コンビニで買ったお弁当をあの箱の中に入れるのを見てしまった。
さらにはお弁当が大きすぎて蓋が閉まらなかったらしく、蓋が少し開いたまま自転車をこぎだしたのだ。


いいのか?!  開けっぱなしで!

国家機密は? バクハツは?  ねえねえ!



……本当に「大したものは入っていない」のだろうか。

それともあれは、疑いの目を向けた私に見せるためのパフォーマンスだったのか。



先日、日本橋から銀座に向かって歩いていたら、「警察博物館」なるものを発見した。

そこに行って、あの白い箱の中身について聞いてみようと計画している今日この頃である。


もしも私がそこから帰らなかったら、重大な国家機密に触れた罪で消されたと思ってほしい。








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「皓月 皇極・斉明天皇物語」

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